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男性・女性共通の泌尿器の病気

尿失禁

尿失禁とは、自分が排尿をしようと思っていないときに尿がでてくる状態をいいます。
日常生活のうえで不快や不自由をもたらし、生活の質を低下させます。女性の3、4人に1人が尿失禁を経験していると言われ、加齢や病気による尿失禁は男性にも多く認めます。人に相談しにくいため、ある程度の年齢になると仕方がないと医療機関を受診しない方も多いのですが、実際には、治療のできる病気 です。

以下のような症状のある方は尿失禁の可能性が高いです。

過活動膀胱(切迫性尿失禁)

「トイレに行きたい!」と思った時には、もう我慢できず漏れてしまう…
冷水で手洗いをしたり、急に寒い場所に出ると尿が漏れてしまったり、普通に漏れてしまったり。
膀胱が小さくなり、勝手に収縮してしまうことで漏れてしまう症状です。

腹圧性尿失禁
  • 咳やくしゃみをした時に尿が漏れてしまう…
  • スポーツしている時など激しい動きをした時などに尿が漏れてしまう…

骨盤底の緩みによって尿道の後ろの支えになっている膀胱の出口あたりの力が弱くなり、お腹に圧力がかかった際に尿道が膣側へ下がっていってしまうことで尿道が開いてしまい漏れてしまう状態のことです。

感染症

膀胱炎

膀胱炎とは?

大腸菌等の細菌が、尿道口から膀胱に入り込むことで膀胱内に繁殖し炎症がおこった状態を膀胱炎と呼びます。

女性に多いって本当ですか?

特に女性に多い病気の一つです。
その理由として、男性に比べ女性の尿道は短いため肛門のより近くに位置しています。そのためトイレの後におしりを拭いたり性交をしたりした後などに、肛門周りに存在する大腸菌などが尿道から膀胱に入り込みやすいためです。

具体的な症状は?

おしっこをする時に痛みや違和感を伴う、トイレが頻繁になる、濁った尿が出るというのが3つの主な症状です。そのほかにおしっこしたのに残尿感がある、血尿が出るなどがあります。発熱は通常伴いません。もし発熱が出るのであれば、腎盂腎炎や前立腺炎等を疑った方がよいでしょう。

尿道炎

女性の方へ
女性の場合、感染したとしても症状がほとんど出ない場合が多く、むしろ気がつかないことが多いです。
男性、女性のどちらか一方が治ったとしても相手に再度感染させてしまったり、自分が再度感染してしまったりといった「ピンポン感染」ということを引き起こしてしまう恐れもあります。
女性の場合は、腹膜炎や不妊症を引き起こしてしまうケースもありますので、合わせて婦人科の受診も必要となります。

腎盂腎炎

腎盂腎炎とは?
腎盂(尿が溜まる部分)の内部で細菌が増殖し、腎臓まで炎症が広がってしまった状態を腎盂腎炎と称します。

腎盂腎炎になる原因は?
尿道口から入り込んだ細菌が尿道をのぼっていき、最終的に腎盂に到達することで発症します。
また、腎臓に感染が及んでしまうこともごく稀にあります。
基本的には排尿によって細菌が体の外に排出されるため、そう簡単には発症することはありません。
ただし尿路結石のような、いわゆる尿の流れを鈍化させてしまう病気や糖尿病のような、免疫力をさげてしまう病気等を合併したり、尿道カテーテル等の比較的細菌が付きやすいものが尿道に存在したりすると腎盂腎炎を発症しやすくなることがあります。
また腎盂腎炎を何度も繰り返し発症するお子さんには、元々生まれ持って尿道に何らかの異常をお持ちの場合もあります。

主な症状って?
熱をよく出す(たいてい38℃以上)・膀胱炎の症状、背中や腰の痛み等が出てくるのが代表的な症状です。
また前述の症状以外にも吐き気や寒気、また全身倦怠感などの症状が出るケースもあります。
お子さんやご老人の方で重症状になると、脱水症状による意識障害となる場合もあります。
また、もっと重度になると腎臓から細菌が血流に入り込むことで体全体へと広がっていき、最悪の場合生死にも関係する程発展する場合もあります。

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